とある理系の気まぐれ随筆

極めて適当に書いた、どうでもいいエッセイです

コント

皆さんこんにちは!!


麻婆豆腐を作っている途中で豆腐がないことに気づき、買いに行くかどうか12秒ほど悩んだ結果、代わりにカマンベールを入れて麻婆カマンベールにするという極めて画期的な措置を思いついたという人間が、僕です。意外と美味しかったです。


まぁ、だいたいどんなものでもカマンベール入れたら美味しくなるんですよ。巷では、これを「カ・マンベールの法則」と呼んでいて、今や相対性理論量子力学と並ぶ、現代文明の要となる超重要な原理となっています。


…途中から大ウソぶっこいてるんですが、どこからがデマなのか分かるでしょうか。


そんなわけで、本題に入りましょう。今回のテーマは「コント」ですって。さて何を話そう。意外と難しいなぁ…。よし、じゃあ皆さんが知らなそうな事実から語りますか。仮に知ってても、知らないふりして読んでください。それが空気を読むということです。


コントって言われて思い浮かべるのは「お笑」だと思うんです。でも、コントの元々の意味って「寸劇」を意味するどっかの外国語で(国名忘れた)、お笑いはマストじゃないんですよ。知ってました?? はいそこ、知ってても知らないフリする!!


つまり、芸人さんが「今からコントやりまーす!」って言いながら舞台に上がってきて、それが果てしなく笑えない内容だったとしても、寸劇であれば一応コントとしての体裁は保たれているので、問題ないということになります。ここが、お笑いマストの漫才とは非常に異なる点と言えるでしょう。笑えない漫才は許されませんが、笑えないコントは許されるのです。


とはいえ、この日本でコントと言えばほぼお笑いマスト状態ですので、滑った際に「コントってのは、もともとお笑いじゃ無いんだ!!」なんてわめいても見苦しいだけでしょうし、正当化もされません。これからコントを披露する予定のある人は、気をつけてください。ただし、いざという時は藁にもすがる思いで発動させてみてもいいかもしれませんな。


逆に、笑いが目的では無い寸劇を「コント」と称して発表してしまうと、観客との間にリカバリー不可能な溝を刻み込んでしまう恐れがあるので、こちらも同様に注意しなければいけません。言葉って難しいね☆


ちなみに、皆さんはリスペクトしてる芸人さんっていらっしゃるんでしょうか。僕はアンジャッシュのすれ違いコントが特に好きでした。あれってめちゃくちゃ考え込まれてますよね。ただ笑わせるだけじゃなくて、「なるほどそう来るか…」と感心させるような展開が、特に秀逸でした。もう二度と新作を拝めないのが残念…。


後はサンドウィッチマンのコントも好きです。あのコンビは売れるようになってからも毎年のように新作を発表するので、飽きがきません。最近はネタがどんどんシュールになってきているので、シュール好きな僕には堪らないんだ。興奮してきたな。


それにしても、売れてる芸人さんって絶対地頭いいですよね。人を笑わせるネタを考えるだけじゃなく、それを人前で自然に披露しなきゃいけないわけですから、記憶力や発想力に加え演技力も並外れていなければ、とても務まらない仕事です。


普段はさも頭がいいかのように振る舞いつつ、中身はアホとドジにマヌケをミックスしたような見掛け倒し人間である僕が哀れな気持ちになってきます。…ちなみに、ここは否定するところですよ? そんなことないよ、って単語が頭に浮かばなかった人には、後ほどあらゆる消耗品が一斉に無くなる呪いをかけますので、そのつもりで。


やはり、ちゃんとストーリーがあり、劇としてもしっかり成り立っているようなコントを作る芸人さんが、長く生き残っていくんだと思います。個性的なアクションばかりで全体的な話のまとまりがないと、最初こそその新鮮さにクスリときますが、何度も目にしている間にうんざりしてしまいます。


アンジャッシュサンドウィッチマンも、派手なアクションや特有のフレーズはありません。ただひたすら、演出とストーリーで笑いを誘います。つまり、コントと漫才がうまくミックスされているのです。これから芸人を目指される方は、この辺りを極めていくと良いのではないでしょうか。


…って、何の話をしてるんだ僕は。なんだかすごいお笑いの評論家みたいに語ってしまいましたが、勘とノリだけで書いただけのにわか文章なので、あまり本気にしないでください。まぁ、こんな考えもあるんだな、って程度で受け取ってもらえたら幸いです。


さて、最後に謙虚な気持ちを表現しつつ、今回はこのあたりで終わろうと思います。皆さんはよいゴールデンウィークを過ごされましたでしょうか。明日からまた頑張っていきましょう!!