とある理系の気まぐれ随筆

極めて適当に書いた、どうでもいいエッセイです

カエル

みなさん、こんにちは! 


実は先週末、眼鏡をかけたまま顔を洗ってしまい、フレームが目元にめり込むというおぞましい事件に巻き込まれてしまいました。痛かった…。


水をたたえた両手を、眼鏡が装備された状態の顔面に思い切り振り下ろしたらどんなことになるのか、想像してみてください。身の毛もよだちますね。全く、物騒な世の中になったものです。日本の行く末が心配だ。


さて、今回のテーマは「カエル」です! 今回はマジで本題入るの早い!! 誰か褒めて!!


ちなみにこのエッセイのテーマ、僕自身ではなくとある方に決めてもらっています。どんなテーマを与えられようが、その方の意思は絶対なのでリジェクトすることはできません。仮に次回のお題が「排水溝に詰まった髪の毛」になろうとも、僕は全力でエッセイを書き上げなければいけないのです。


…なんて書いて、リアルに「排水溝に詰まった髪の毛」が降りかかってきたら中々ヤバいので、このくらいにしときましょう。これ、フリじゃないからね!?


おっと、また話が脱線するところでした。気をつけねば。よし、カエルについて残り約1500字書くぞ!!…と言っても、ウィキさんに書かれてるようなお堅い内容をひけらかして「僕めっちゃカエルのこと知ってるんだぜ天才だからな!」アピールしても痛いだけなので、あえてゆるい話題にしたい。ホントはカエルのことめっちゃ知ってるんだけどねふふふ。


ところで、日本国民のみなさんはカエルにどんな印象をお持ちなのでしょう。是非路上アンケートでも実施して、通りすがりのおじさん3人くらいに意見を伺いたいところですが、あいにく外はコロナ蔓延う世紀末状態。協力して下さる方がいるとは思えません。


仕方ないので、全国民を代表して僕がカエルに抱かれている印象を考えてみましょう。僕の思考はかなり一般的だから、大衆の意見とおおよそ一致してるはず。そんなわけないだろ、ってツッコミが即座に浮かんだあなたのことは、後ほど名誉毀損で訴えます。


散々考えた結果、「どう前向きになっても、カエルの鳴き声がゲロゲロに聴こえない!」…という印象を抱いてる人が圧倒的多数なのではないか、という結論に至りました。えぇ、かなり自信ありますけど何か?


日本は同調社会ですから、「カエルはゲロゲロ鳴いてないだろ!」なんて言おうものなら、いじめ、無視、迫害の対象にされ、社会的地位をも抹殺されかねません。だから、皆さん違和感を覚えつつも否定できなかったんだと思います。恐ろしい国だ。


というか、冗談抜きで日本の同調文化ってヤバいですよね。特にSNSが普及してからはなおさら。多くの人々が、自分で成熟させた意見もろくに持たず、大手マスコミの報道だけを鵜呑みにして熱くなっていませんか? 僕は必ず、自分が気になったニュースはweb検索して複数のメディアを通し、多面的に判断するようにしています。「皆が言ってるから」ってのは、危険な考え方だと思いますよ?


いけない、柄にもなく真面目な話を挟んでしまった。ですからここは僕が人柱になって、皆さんの気持ちを代弁しようではないですか!! みんな、僕についてこい! 裸の王様は、やはり裸だったのだ!!


しかし、カエルの鳴き声と言っても千差万別です。中には、犬みたいにワンワン鳴くカエルや、猫みたいにニャーニャー鳴くカエルもいますから、「ゲロゲロ」という擬音語がどの種類に対してあてがわれたのかは、重要な問題となります。もしかしたら、本当にゲロゲロ鳴くカエルだって、いるかも知れません。


でもまぁ、十中八九、日本で一番身近なアマガエルの鳴き声を模したものでしょう。だとすればやっぱり、ゲロゲロじゃない!! まずはYouTubeにでも飛んで、アマガエルの鳴き声を聴いてきてください。


…はい、ゲロゲロ鳴いてました? 違いますよねー? かなり忠実に表現するなら、


ヴェッヴェッヴェッヴェッヴェッヴェッ…


…って感じでしょうか。より親しみやすい擬音語にあえて直すとすれば、ゲベゲベ…あたりが妥当かと思います。そう、カエルの鳴き声に、「ロ」の要素などどこにもないのだ!! 一体、ゲロゲロなんて擬音語を最初に使い始めた人物は、どこの誰なんだ!?


と思ってググってみたところ、アレレ!? カエルの鳴き声を表す擬音語としてよく出てくるのは、ゲロゲロじゃなくてゲコゲコなんですけど!? もしかして、僕の認識がそもそもズレていたのか!? あるいは、この日本には現在、カエルゲロゲロ派閥とカエルゲコゲコ派閥の二大勢力があって、日夜しのぎを削っているということなのか…?


まぁどうでもいいか!! とにかく、カエルの鳴き声は「ゲロゲロ」に聞こえない!! 今回一番言いたかったことはそれだ! それではまた次回!!