とある理系の気まぐれ随筆

極めて適当に書いた、どうでもいいエッセイです

晩夏

皆さんこんにちは!!


朝、着替えようと思って服を脱いだのに、ふと気づいたら同じ服をまた着ていました。なんかもう色々面倒くさくなったので、そのまま仕事へいきました。そんな日々を送る今日この頃です。


さて、今回のテーマは「晩夏」です。晩夏ってなんて読むんだろう、「ばんか」かな?…って思ってちゃんと調べたら、ばんかでした。捻りなし。なお、「来春」を「らいしゅん」ではなく「らいはる」と読んでいた叔母に「えっ、普通そんな読み方しなくない? なんかすごいアホっぽいんだけど」って爆笑しながら言い放った直後に「らいはる」という読み方が割と普通だってことを知り、めちゃくちゃ恥ずかしくなった人がいるらしいのですがそれは僕です。自分の狭い見識で人をおちょくるのは止めましょう。


それにしても、もう9月ですってよ皆さん。いつの間に終わったんだ8月。終わるなら終わるってちゃんと言ってくれなきゃ困るじゃないか。2021年の8月なんて一生に一回しかないんだから、後悔のないように過ごしたかったのに…。


そんなこんなで2021年の夏も終盤に差し掛かっているわけですが、夏の終わりといえば皆さん何を思い浮かべるでしょうか。一般的な日本国民が「晩夏」と聞いてイメージするものを、路上アンケートでも実施して通りすがりのおじさん3人くらいに伺いたいところですが、あいにく外はコロナ蔓延う世紀末状態。協力して下さる方がいるとは思えません。

 

そこで、全国民を代表して僕が晩夏に抱かれている印象を列挙してみました。


1. カブトムシの死体

2. 枯れたスイカのツル

3. 慌てて夏休みの宿題を片付ける小学生

4. ツクツクボウシ


僕の思考はかなり一般的なので、大衆の意見とだいたい一致してるはず。そんなわけないだろ、ってツッコミが即座に浮かんだあなたのことは、後ほどムダ毛が100倍の速度で伸びまくる呪いをかけます。


まず、真っ先に浮かぶのはカブトムシの死体でしょう。晩夏と聞いてこれを思い浮かべない人は日本に一人くらいしかいないんじゃないかと思うくらい、晩夏といえばカブトムシの死体ですよね。えっ、そうじゃない? それは、あなたが日本に一人しかいない逸材ってことですな。


夏の終わりに森へ行くと、もうそこかしこにカブトムシの死体が転がってます。これを見ると、「あぁ、夏が終わるんだな…」としみじみ思うわけですよ。ちょっと切ないですね。または、小学生の息子さんをお持ちのご家庭であれば、カブトムシの死体が無惨に封印された哀れな虫かごなどを夏の終わりに目にすることでしょう。これ、下手すると来年の夏までそのまんま放置されるので気をつけてくだい。生き物は責任もって最後まで飼育しなきゃダメ、ゼッタイ!!


さて、お次は枯れたスイカのツルです。これも定番中の定番ですな。夏の間に頑張ってスイカを提供し続けてくれたツルが、役目を果たして昇天した姿です。目を背けないで、祈りの一つでも手向けてあげましょう。


しかし、スイカって腐るとめっちゃ臭いですよね。あれは絶望的な異臭だ。特に夏場は、食べるのを忘れて放置されたスイカがデロデロに腐って液状化するという、世にも恐ろしい同時多発バイオテロが日本各地で確認されるので、マジで気をつけてください。マジで、気をつけてください(大事なことなので二回ry)。


はい、そして「慌てて夏休みの宿題を片付ける小学生」!! これはもう、あるあるアルね!! かくいう筆者も、そのような小学生のうちの一人でした。特に面倒臭いのが、日記の宿題!! 僕は、最終日全ページに「今日もステキな1日だった」と書いて先生にぶっ飛ばされたことがあります。気をつけましょう。


…しかし、日記を書くにあたっての「ルール」なんてものは、示されていませんでした。従って、「今日は素敵な1日だったなぁ…」と心から思ったのなら、毎日そう書いたっていいんじゃないのかい!? …いや、ダメだな!! もし自分の子どもがそんなの書いたら、「コラ、日記をまとめて書く時は、最低でも10パターンくらいは作りなさい!」って叱ります。


さて、最後はツクツクボウシ。これはまぁ、言うまでもありませんね。ツクツクボウシは出現が一番遅いセミなので、コイツが鳴き始めると「夏も終わりだなぁ」と感じます。一説によると、ツクツクボウシは「夏の終わりがつくづく惜しい」と鳴いているそうです。僕は、そんなことないと思います。セミの鳴き声を都合よく解釈するのはやめましょう。


以上、「晩夏といえば?」のコーナーでした! 皆さんはこの中のいくつが当てはまったでしょうか? 全部当てはまった方は僕と感性が近い可能性があるので、色々気をつけてください! ではまた来週〜