とある理系の気まぐれ随筆

極めて適当に書いた、どうでもいいエッセイです

マリモ

皆さんこんにちは!


相変わらず新型コロナが猛威を奮っておりますが、皆さんはご無事でしょうか無事であって欲しい。僕はというと、ついにワクチンを打つハメ(?)になってしまいました。正直、個人的には打ちたくなかったんですけどね。


相変わらずその他のワクチンとは比較にならないくらい副反応が激しいので、巷に蔓延る陰謀論は別としても、打たないという選択は全然アリだと思います。ここまできたら、もはやカケですね。打っても打たなくても、何かしら後悔することにはなるでしょうから。では皆さん、良い人生を!!


気を取り直して、本題入りましょう。今回のテーマは「マリモ」です。マリモについて二千字かぁ…。とりあえず、まずはマリモの説明をしておかなきゃですね。皆さんは、マリモというとどんな姿形を想像するでしょうか。多くの人は、「緑色の丸い球」を思い浮かべると思います。はい、それがマリモの全てです。それ以上説明することはありません(本当か?)。


皆さんのイメージと乖離している可能性があるとしたら、その大きさと触り心地でしょうか。なんと、マリモって直径30cmくらいまで成長するそうです。でっか!! 僕は、大きくてもせいぜいテニスボール程度だと思っていたので、これは予想を覆されました。


直径が30cmもあると、一体どれ程の大きさなのか想像するのも難しいですよね。例えば、東京ドームにはたったの1096万4010個しか入りません。マリモがいかに巨大か、その大きさが少しでも実感できたでしょうか。ちなみに、東京都の人口は約1400万人です。


それから、触り心地です。僕は、マリモって猫みたいな感じの柔らかテクスチャだと思っていたのですが、実際はタワシみたいにチクチクしてるそうです。なので、マリモを猫の代わりに抱いて寝たいと画策しているそこのあなたは、諦めた方がいいです。朝腕が血まみれになっていても知りませんよ?


そんなタワシ…じゃない、マリモですが、意外とペットとしての人気も根強いようです。ある人はペット禁止のアパートで猫の代わりとして、またある人は自粛生活を謳歌するための話し相手として、マリモは日本全国で飼育されています。


目の保養にも良いとされ、「マリモを見ているだけで心が浄化されていく…」という方も少なくありません。また、光合成によってもたらされる出来立てほやほやの酸素は、その辺にある駄酸素とは格が違い、吸うととてもハイな気分になれるそう。すごい、いいことずくめだ!! さあ、貴方も今日からマリモブリーダー、略してマリーダーデビューしようぜ!!※表現は大幅に誇張されています。


…なんだか怪しい宗教団体の勧誘みたいになってきましたが、気のせいです。なお、「私、水槽とか買うお金ないし水換えとかめんどくさいし、というかそもそも世話とかしたくないしペットなんていらないんだけど」なんていう、生き物を飼う資格ゼロの超怠惰な貴方には、「マリモ育成アプリ」がお勧め。


ぶっちゃけ、リアルですらほとんどノーモーションのマリモ、ただでさえ育ててる実感ないのに、それをデジタルで再現したものにどんな価値があるんだ? …と、誰しもが思うような代物ですけど、まぁやってみたら新たな世界が垣間見れるのかもしれません。検索してみると分かりますが、割とシュールです。


しかし、やたらと色々な種類が作出されている点から察するに、それなりの需要はあるのでしょう。あるいは、長引く自粛生活に対する新たな光を、人々は追い求めてるのかもしれません。


アプリの種類にもよるんですけど、結構綺麗な画面で水族館みたいな風貌を呈してるヤツもあるんですよね。ただ、「水族館っぽい感じがいい!」って人は、マリモ育成アプリじゃなくて普通に魚が主役の育成アプリを選んだ方がいいです。あくまでも主役はマリモなので、マリモにフォーカスできない人はマリモを育てる資格なんてありません。


…にしても、マリモ育成アプリって具体的にどんな世話をするんでしょう。画像検索する限り、放置しておくと水が腐ってマリモも枯れてしまうようですが、水換えといってもどうせワンタップでできるんでしょうし、成長するといっても緑の球がだんだんでっかくなっていくだけ…。この育成アプリ、一体どこに苦労とそれに伴う喜びを感じるんだ? めちゃくちゃ疑問なんですが。誰か、熱く語ってくれる人いません?? お待ちしております。


さて、これでだいたいマリモについては語り尽くしましたかねー? この記事を読んでマリモに興味が湧いた方は、是非ホンモノなりアプリなりでマリモを育ててみてください!! では、また次回(^^)