化石

皆さんこんにちは！！

最近めっぽう暖かくなってきましたね！！　ひいきにしている近所の森も新芽が芽吹いてきていて、もうワクワクが止まりません。毎日にやけてます。

そういえば先週末、始発電車にて、めちゃくちゃ陽気に鼻歌を奏でる酒臭いおじさんと遭遇しました。きっと、彼も春の到来を感じてワクワクしていたんでしょう。一年で一番ワクワクする時だもんな！！　そりゃ鼻歌だって飛び出すわな！！

さて、気持ち悪いワクワクタイムはこれくらいにして、本題に入ります(真顔)。今回のテーマは化石です。化石ですって奥さん。まぁ、一体何を書いたらいいんでしょう！！←変なテンション

それにしても、化石ってついつい集めちゃいますよね。皆さんも、化石を集めすぎて困った経験、一度や二度はあるはずです。ちなみに、好きな化石ってありますか？　僕のイチオシはゴキブリの化石です。

ゴキブリって、そもそもが「生きている化石」って言われてるんですけど、皆さんはご存知でしょうか。生きている化石という言葉は知らなくても、ゴキブリは数億年前から姿形がほとんど変化していない、という事実は割と多くの方に認知されてる気がします。

つまり、現生のゴキブリも、化石として出土するゴキブリも、殆ど同じ形状をしているということです。まるで太古の生物が蘇ったかのように。これが、「生きている化石」と呼ばれる所以ですね。

数億年の月日とは、魚が人へ進化してしまうほどの途方もない長さです。その上、ゴキブリの世代交代は、脊椎動物のそれとは比較にならないスピードで進みます。にもかかわらず、数億年間ゴリブリがゴキブリのままなんて…。この世は一体どうなっとるんだ。

というか、それは本当なのか？　本当に、ゴキブリは数億年前からゴキブリのままなのか？　多分、この話を聞いた人の98.52%ほどが、そう思ったに違いない。漏れなく僕もそう思った人間の一人。みんな仲間だ。

だって、ゴキブリの化石なんて見たことないじゃないですか。自分の目で確かめもしないで、話を鵜呑みにはできません。実はゴキブリは人型に進化していて、地球の一つ外側を公転する某惑星が既に支配されているのでは…と、不安になって眠れない人も多いはず。

てなわけで、買ったんですよゴキブリの化石。あれは確か、高校三年の秋でした。とある科学館の企画でたまたま売りに出されていたものを、親からお小遣い前借りして衝動買いしたんです。ゴキブリの化石なんて、近所のスーパーには中々置いてないですからね。そりゃ大興奮しましたよ。

そんでもって、購入した化石を穴が開くほど観察しました。もはや、穴が空いていたかもしれません。そして、深く納得したのです。確かに、ゴキブリはゴキブリのままだと…。

数億年前のゴキブリも、現代の日本の台所で運動会を繰り広げてるゴキブリも、ほぼ同じ姿をしていました。自分の目で確かめた以上、疑いの余地はありません。数億年前のゴキブリが現代の台所に突如出現したとしても、誰一人気づくことなくスリッパで撃破してしまうでしょう。

ただし実は、一部の古代ゴキブリの子孫は、ちゃんとゴキブリではない生き物に進化しています。皆さんもよく知っている、アノ生き物です。見事正解した方は一人で勝手に盛り上がることができるので、真剣に考えてみよう！！　なお、制限時間は1億年です。

ーーシンキングタイムーー

…はい、答えを発表しますがよろしいでしょうか。正解は「カマキリ」です。世の中のカマキリファンの皆さん、現実から目を逸らさないで下さい。カマキリは、「進化したゴキブリ」なのです。さぁ、早速身近な友人にこの恐ろしい真実を教えてあげよう！！

それにしても、ゴキブリの生命力って半端ないですよね。僕、実家の台所で発見したゴキブリをタッパーに入れてしばらく保管してたことがあるんですけど、普通に半月くらい生きてました。

しかもだんだんと愛着が湧いてきてしまい、しまいには「ローちゃん」という名前までつけて餌をあげ始める始末。何がしたかったのか、自分にもわかりません。寂しかったのかもしれない。ちなみに、ローちゃんは1年間くらい元気でした。…って、あれ？　もしかしてドン引きされてる？

でも、世の中にはペットローチという、飼育して愛でるためのゴキブリも存在するので、僕の行為もそこまでおかしくはないと思うんだ。…誰だ今「いやもう手遅れだよ君」って言ったやつ！！　後で職員室に来なさい！！

いかん、いつの間にかゴキブリの話になってるやないか！！　そしてもう字数が足りない！！　ちなみに、僕はよく「生きている化石」と言われます。理由は、物持ちが良すぎてどれもこれも一昔前のものを使っているからです。余計なお世話だっつーの！！

そんなわけで、今回はこの辺で！　また来週ー！！