とある理系の気まぐれ随筆

極めて適当に書いた、どうでもいいエッセイです

紫陽花

皆さんこんにちは!!


こないだふと思ったんですけど、赤ずきんちゃんって実写化したらむちゃくちゃグロいですよね。グロいってか、ホラーですよねもはや。なるほど、だから実写化されてないのか。


しかし、童話とはいえ、自分のお婆さんとオオカミを見間違えるなんてありえるんでしょうか。さすがに強引過ぎる展開だと思いませんか? このシーンで突っ込まれないためにも、赤ずきんちゃんの目がめちゃくちゃ悪いという伏線を張っておくべきでしたね。いや、誰にアドバイスしてるんだ僕。


それと、丸呑みにされた赤ずきんちゃんをお腹から救出するなら、オオカミじゃなくてヘビの方がまだ現実的だと思います。赤ずきんちゃんの視力なら、ヘビだろうがトカゲだろうがお婆さんと見間違えたことでしょうから、物語上の不都合もなさそうだし。


「お婆さんは、どうして瞼も耳も唇も髪の毛もないの?」

「邪魔だから、全部削ぎ落としてしまったのさ!!」


…いや、こんなにしっかり見えてたら、気づくか。


はい、そんなわけで本日のテーマは「紫陽花」です!! 紫陽花、なんて読むかご存知でしょうか。分からない方のために、少しヒントを差し上げましょう。アジから始まってサイで終わる、4文字の落葉低木樹のことです。えっ、もう少しヒントが欲しいって? いやー、これ以上はちょっと。


さて、ふざけるのもこの辺にして、話を進めます。皆さんは、紫陽花好きですか? 僕は、紫陽花とこけしだったらギリ紫陽花かなぁ…って程度には好きです。なんというか、梅雨ってイメージですよね。今の季節にぴったりです。そして僕は梅雨が嫌いです。


…やばい話が膨らまないどうしよう。というか、もう語り切ったんですけど。…いや、今までだって何を書いたらいいのかも分からないようなテーマを華麗に(無駄話と雑談で)乗り越えてきたじゃないか!! 挫けるな、奮い立て!! あ、紫陽花といえばカタツムリですよね!! …うん、続かない(ToT)


そうだ、紫陽花の花言葉ってなんだろう。ちょっと調べてみるか…。紫陽花の花言葉…、え〜と…


「移り気」、「冷酷」、「団らん」、「和気あいあい」、「家族」、「変節」、「浮気」


…多っ!!∑(゜Д゜)

紫陽花、花言葉めっちゃあるじゃん!! そして、なんだかまとまりが全然ない(汗)。和気あいあいと冷酷って、ほとんど対義語じゃないか…。こんなに意味があったんじゃ、紫陽花をプレゼントされた日には悶々と思い悩んでしまいそうです…。もはや、自分の都合よく解釈すればいいのかもしれませんが。


まぁでもどちらかと言うと、紫陽花って冷たいイメージですね、個人的には。だからなのか、気分を落ち着けたい時とか、考えに耽りたい時とかに眺めることがあります。長時間眺めていると、花の部分がだんだんモザイクのように見えてきて、「見られたくない何かを隠しているんじゃないか…?」って気持ちになってきますよね。…なりませんか。僕もなりません。


あ、ちなみに今「花」って言いましたけど、紫陽花の花っぽいヤツ(四葉のクローバーみたいなヤツ)は、花じゃありません。あれはフェイクです。騙されていた人は目を覚ましましょう。


では、いかにも花っぽいあのパーツは、一体なんなんだ!?…ということになりますよね。実はあれ、「ガク」なのです。ガクってなぁに、美味しいの?…という人のために簡単に説明しておくと、イチゴとか柿の上にひっついている、あのヒトデみたいな形した葉っぱのようなヤツです。美味しくないです。僕は真っ先にむしり取ります。


つまり、紫陽花のアレは花弁ではなく葉っぱに近い組織なんですね。紫陽花の花は、ガクの真ん中にある小さなはなくそみたいなヤツです。その他にも、ガクがついていない「真花」と呼ばれる花がひっそり隠れているものの、かなりショボいです。


さぁー、衝撃の事実を知ってしまいました。今までずっと紫陽花に騙され続けてきたあなたは、詐欺に遭いやすい体質かもしれません。お気をつけください。そして、被害者をこれ以上増やさないためにも、「紫陽花の花っぽいやつは花じゃない」という情報をなるべくたくさんの人に教えてあげましょう。


…ただし、身近な人が軒並み「そんなん知ってるよ。あんた詐欺に遭いやすい体質じゃないか?」という反応を示し、「まさか知らなかったのは自分だけ…!?」ということに気づいてメンタルをやられても、当方は一切責任を負いませんので悪しからず。


さぁて、じゃあ字数もいい感じになってきたしなんとなく終わりっぽい雰囲気も醸し出されてきたので、そろそろお終いにしますか。ではでは皆さん、新たな気持ちで紫陽花鑑賞に臨んでください!!